mamimpの研究帳

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落第騎士の英雄譚 第12話 オーディオコメンタリーが面白い (Blu-ray第6巻)

 出演者は逢坂良太さん(黒鉄一輝)、浅沼晋太郎さん(有栖院凪)の2名。落第騎士の英雄譚の最終話を見ながら結構深い話をしていて面白かった。

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 東堂刀華との試合に赴くため、ボロボロの体で会場へ向かう一輝が、もう一人の自分と対話するシーンではどのような演技にするか迷いがあったらしい。「どこまで悪者にしようと思って。ただ一輝自体はものすごい良いやつじゃないですか。だから心のなかにある闇というか悪魔の部分って本当に悪魔なのかっていう難しさがあって。もうちょっと優しい言い方にした方がいいんじゃないか、とか」などの発言が聴けた。また、浅沼さんの発言では「ここまで真っ直ぐな性格の主人公ってのも最近あんまり見ない」など。

 放送当時からハーレム系作品っぽいのに、ヒロインとの関係が全くブレないことが話題になってたよね。稀有なアニメだったなぁ。個人的にもっとこういう作品を見たいと思っている。

 一輝くんが心の声と対話するシーンは演技ばっちりだったと思う。それまで信じていた曾祖父の黒鉄龍馬の考え方で生きる限界と、身体的なコンディションの限界に際して、新しい価値観に切り替わる瞬間が完璧に描ききれていたと思う。シャドウ(影)の声に導かれることで、冷たい雪の中を生き続けるのではなく、ステラの温かさと共に生きるあり方に完全に切り替わった良いシーンだった。コメンタリーでも話が出ていたけど、2期作って欲しいと切に願うわ。

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逢「ここですね~。これはもうちょっとほんとに悪い部分を出し目にしたんですけどね。なんかでも、これは心のなかの悪魔っていうよりかはただの幻覚かもしれないですよね。ほんとに心身ともにボロボロの状態なんで。逆にもう今この状態だとネガティブな考えしか出てこないから、それが生み出した幻覚だったのかもしれない」

浅「なんか、まあここまでじゃなくても、誰しも経験したことがあるような気がするな~こういうのって」

逢「まあここまで実体化はしないまでも、やっぱ心のなかの自分と戦うっていうのはたぶん誰しもやったことがあるんじゃないかと思いますし」

浅「もうやめとけっていう自分と、いやまだ頑張れるでしょっていう自分と」

逢「特にやっぱ夢とか持っている人にとっては、一番問題になってきたりするのって年齢だったりするじゃないですか」

浅「うんうん」

逢「だからやっぱ僕は25才をめどにしてたんですね、最初に。この業界に25才までに入れなかったらやめようみたいな」

浅「お~・・・なるほどね」

逢「でもやっぱ、今までやってきたからには諦めたくない。みたいな、そういう心の葛藤もやっぱ出てくるじゃないですか」

「そうなんだよね~。なんかほんとに周りとかね。そういうのも考えちゃうからね。それこそ親とか。」

「まあ安定する仕事ではないですからね」

「うん」

「やっぱ親も心配するだろうし」

「うんうんうん」

「普通に考えてこの業界なんて、ねえ。親・・・許さないですもん」

「はははは、そうだよね~」

「普通の家庭は」

「まあね~、今なりたい人いっぱいいる業界ですもん」

「ほんとに良い親御さんがいっぱいいるんだな~って思ったりもしますし、もちろんその、反対されていても自分で稼いだお金で、どうしても諦めずに行く人っていうのもほんとにもちろんカッコいいなって思いますし」

「うんうんうん、やっぱりボクは30からこの仕事をスタートしたので、なんかこう、なんだろう本業として脚本・演出っていうのがあったんで、なんだろう、そういう葛藤みたいなのを、この、う~ん、仕事を始めるとか辞めるとかに関してはそんなには考えたことないけれどやっぱり、こういう仕事なんで『どうしたら良いだろう』っていう、悩みみたいなのはいっつも付いて回っているなぁって」

「う~ん、そういう意味ではね。周りにこうやって支えてくれる人がいるってどれほど心強いだろうっていう風に思ったりしますけどね」

「皆さん、親は大切にするのよ?」

(笑)

「急にアリスが出てきた」

「でも思いますけど、僕らの仕事もそうじゃないですか」

「うん」

「周りにやっぱその気が合う人がいて、この人と一緒にやると楽しいなとか、この人と一緒にいると自分がどんどん上に上がれるような気がするなとか、そういう人がいるからこそ、たぶんこういう仕事出来てるんだなって思いますし。やっぱなんかこう感謝ですよね」

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  ちなみに逢坂さんと浅沼さんの会話は上で書いた後にもまだまだ続いていきます。一部のシーンだけでも密なコメンタリーになっていて、他のシーンについても二人のコメントが面白いのでぜひBlu-ray買って確かめてみるのをオススメします。私はBlu-rayを買ったのはこの作品が初めてだったのですが、最後まで揃えきることができました。とても満足しています。この作品がかなり好きなのでぜひ2期につながってほしいと心より願っています。どうか続きを見る機会がやってきますように。

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