mamimpの研究帳

個人的にまとめたいものを記事にしています。

実は二種類の意味を含んでいる"目標"という言葉

・目標(到達点)

 そこにたどり着くことはまずない。あこがれと同義で、この"目標"は、あこがれと同じ程度に役に立たない言葉。どこからでも誰からでも見ることのできる星のようなもの。進む道を判断するのには役に立つが、あくまで方向性のヒントになるだけで、その冒険によって得られるものは当初得られると想像していたものから大きく異なるものになる。到達点としての目標を夢見て生きることで、思いがけない宝物に出会うことがある

・目標(経由地)

 誰もが通る道。到達点としての目標を目指して旅をする者が数多く立ち寄る、街や村みたいなもの。現在位置と到達点を主観的に直線で結ぶと、だいたいその線上に経由地は存在する。経由地までと同じ方向に進んでも到達点にはたどり着けない。多く人の集まる経由地では失敗についての冗談が手に入りやすく、人目につかない過疎地に迷い込んだりすると先駆者の足あとを見ることができたりする。到達点としての目標に関するキーワードは過疎地に転がる

 

目標という言葉・発想が役に立ちづらく、扱いづらく、身体になじまないのは、それが本質を捉えている言葉でないから。一つのシニフィアンに対して二つのシニフィエが定義されてしまっているような、ゴミがたくさん付着したままの洗練されていない概念だからだ。わりとこういう出回っているけどなじみにくい概念ってあるから気をつけないと停滞する。それはそれで経験になるからいいっちゃいいんだけど